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低血糖 子犬 子猫 元気が無い ぐったり

こんにちは。

 

獣医師の宮端です。

 

今回は低血糖の症例を紹介します。

 

生まれて数週間程度のワンちゃんが元気が急に無くなったとのことで来院されました。

院内ではほとんど体を動かすことも出来ず、意識もほぼありませんでした。

 

血液検査お実施した結果、血糖値が非常に低く、低血糖の状態でした。

 

すぐに血管に管を通してブドウ糖を投与し、点滴治療を始めました。

 

次第に状態は改善し、数時間後には立ち上がって吠えることが出来るまでになりました。

 

低血糖とは血液中の糖分(血糖値)が著しく低下してしまう病気です。

 

血糖値が低下すると脳がエネルギー源を断たれる為、元気がなくなったり痙攣発作を起こしたり、最悪の場合死に至ります。

 

低血糖は生まれて間もない子犬・子猫に多く、長時間食事が取れなかったり、気温の低下などでエネルギー源が急速に消耗されてしまうと起こります。

 

またそれ以外に大人になっても、ホルモン疾患や膵臓の腫瘍、糖尿病治療でのインスリンの過剰投与などが原因で低血糖に陥ってしまうことがあります。

 

治療法は主にブドウ糖の投与です。

病院では血管から直接投与することが可能ですが、自宅では砂糖水などを舐めさせることによって補給出来ます。

 

子犬・子猫の場合、空腹になることが無いようにミルクやフードを頻回に分けて与えることが重要です。

 

仔犬・子猫が急に元気が無くなった、ぐったりしてきた様子があれば、まずは自宅にある砂糖水やはちみつを少しずつ舐めさせるようにしてください。

 

少しでも変だなと思うことがあればお気軽に当院までご相談下さい。