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フィラリア症

こんにちは、宮端です。

 

今回はフィラリア症についての症例紹介です。

 

去年の春、25ヶ月の柴犬ちゃんがフィラリア検査に来られました。

外で飼われていて今までフィラリア予防はしたことがないわんちゃんでした。

フィラリア検査をしたところ陽性でした。

 

柴犬ちゃんはそれから1年以上の間、駆虫の為のお薬を飲み続けました。

 

それから1年後の今年の春、フィラリア検査で陰性が確認されました。

 

現在は特に症状も無く元気に過ごしています。

 

フィラリア症(犬糸状虫症)は蚊によって運ばれる寄生虫です。

感染後最終的に心臓に寄生する寄生虫であるため、一度成虫の寄生が成立してしまいますと簡単に成虫を駆虫出来ない状況になります。

 

このため、フィラリアに罹らせないことが重要です。

フィラリアが寄生するとさまざまな症状が見られるようになります。

 

発咳、疲れやすくなる、お腹に水が溜まる、酷くなると元気が無くなって最悪死に至ります。

 

フィラリア症の治療は難しいですが、予防は安全に効果的に行えます。

 

予防薬は安全なお薬ですが、それはフィラリアに感染していない場合に限ります。

 

基本的に毎年の予防薬投与を開始する前に血液検査でフィラリアの感染が無い事を確認してからでないと安全に処方する事が出来ません。

 

当院では5月~12月の予防をお勧めしています。

 

予防期間は始まっていますのでまだ予防を始めていないわんちゃんは早めに連れてきてあげてください。

 

アナフィラキシー アレルギー

こんにちは。

 

獣医師の宮端です。

 

今回はアナフィラキシーショックについて紹介します。

 

アナフィラキシーとは全身性のアレルギー反応のひとつで

特に重篤な症状である「アナフィラキシーショック」は生命を脅かす危険があるため、迅速な治療が必要となるアレルギー反応です。

 

アナフィラキシーの原因となる抗原(アレルギーの原因)には主に「食べ物」と「薬物」が挙げられます。

食べ物は人間では蕎麦アレルギーや甲殻類アレルギーなどが有名です。

動物病院で接種するワクチンは薬物の中に分類されます。

 

アナフィラキシーを起こすと痒みがでる、顔が腫れるなどの症状の他、息苦しくなる呼吸異常の症状や血圧が低下する循環異常の症状が見られることがあります。

 

特にこの呼吸異常、循環異常が恐いのです。

 

この症状を起こしたアナフィラキシーの処置が遅れると、虚脱・痙攣・昏睡へと症状が進行し、最悪の場合死に至る可能性もあります。

 

アナフィラキシーはアレルギーの一種だからといって侮ってはいけません。

特にいつもと違う物を食べさせたり、ワクチンを接種したなど明らかな心当たりが無くても少しでも変だなと思うことがあればお気軽に当院までご相談下さい。

 

前十字靱帯断裂 犬 びっこ 急 跛行

緊急疾患とは離れまずが、今回は急な症状が伴う事もある運動器疾患の一つを紹介します

 

今回は前十字靱帯断裂です

 

よく人のスポーツ選手や格闘技中に断裂するなんてことを耳にしますね、アレです

足の大腿骨と脛骨がずれないように曲がり過ぎないように関節の中で繋いでいるのでクロスしているので十字靱帯と呼ばれます。

 

動物では多くはわんちゃんで起こりますが、靱帯の性質に変化があると切れやすくなります

年齢・免疫疾患・炎症と色々です、過度な力が加わってもそれだけで切れることがあります

外傷です

猫ちゃんはほとんどが外傷です

 

ぶちっと切れるとどんな症状か…

・お座りがいつもみたいにできない、座ると切れた側の足が外に広がる

・痛くて跛行する、運動がうまくできない

・気付かず時間が経つと膝関節辺りが硬く腫れる

 

症状だけだと他の運動器疾患と区別が難しいかもしれません

切れたかどうかはまずは身体検査とレントゲン検査である程度判断します

完全に切れていたら診断は割と容易で触診のときに「あ~、これは…」と思いながら

レントゲン検査にすすみます

完全に切れていない時もあります、こちらは難しいですが関節の腫れと伸展時疼痛、関節液検査、レントゲン検査あたりである程度予想ができます

まれに追加検査でCT検査となることもあります

 

治療・予後は関節の中の損傷具合でも変わるので、まずは診断が大切です

命に直接どうこうということはないですが、生活の質に関わる大切な部分ですので、おかしいなと感じる症状があれば、すぐに動物病院にかかってくださいね

 

椎間板ヘルニア 歩けない、後肢麻痺、疼痛

今回は椎間板ヘルニアについて紹介します。

椎間板ヘルニアは激しい運動や段差の上り下り、跳んだり跳ねたりや肥満などが原因で起こります。

特にミニチュア・ダックスやペキニーズ、プードル、シーズー、パグ、ビーグルといった軟骨異栄養症性犬種(ナンコツイエイヨウケンシュ)と呼ばれる犬種に多く見られます。

椎間板は椎骨(背骨)と椎骨の間にあり、クッションの役割を果たし衝撃を和らげます。

何らかの原因により、本来あるべき場所から椎間板が飛び出して、椎骨の中内部を通る脊髄を圧迫したり、傷害を与えることで痛みや神経麻痺が生じます。

主な症状は、首や腰(発症部位により異なる)を痛がることです。

重症だと神経麻痺が起こり、足を引きずる、歩けない、また、おしっこができないという症状がみられます。

治療は、症状がまだ軽いうちであれば、薬で痛みを抑え、運動を控えて安静にさせる、内科的治療を行います。

内科的治療で改善ない場合や症状が重度の場合には、外科的治療を行い飛び出した椎間板物質を取り除き、脊髄の圧迫を取り除きます。

外科的治療後はリハビリを行って、神経の機能回復を図りますが、神経傷害が重い場合は麻痺が残ります。

特に椎間板ヘルニアを発症しやすい犬種では、フローリングで走るのを控え、段差をあまり昇り降りさせないようにしましょう。

また、肥満防止も大切な予防なので、食事管理には気をつけて下さい。


当院では、椎間板ヘルニアの手術も行なっております。

このような症状がみられましたらご相談下さい

 

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犬 ブドウ、レーズン食べた 血尿 嘔吐 ブドウ中毒

今回はブドウ中毒について紹介させていただきます。

 

わんちゃんが食べてしまうことで中毒を起こす食べ物はたくさんありますが、その中でも比較的最近、中毒を起こすことがわかってきたのが「ブドウ」です。
ブドウを食べると、腎臓へ大きなダメージを与えることがあり、急性腎不全を起こしてしまうことがあります。

 

主な症状として、食べてから数時間で、元気がなくなる、ごはんを食べなくなる、吐いてしまう、などがみられることがあります。
ブドウのどの成分が中毒を引き起こすのか未だ分かっておらず、どれくらいの量で中毒を起こすかもはっきりわかっていません。
体重1kgあたりぶどう32g、レーズンの場合は、11〜30gが中毒死する量とも言われていますが、ピオーネの皮を1枚かじっただけで中毒を起こした、という報告もあります。

 

もしブドウを食べてしまった場合は、状況に応じて、吐かせる処置、点滴、成分を吸着させるような薬の投与などを行います。

 

ほんの少し食べただけでも命に関わることがあります。ブドウ、レーズンを食べた可能性がある場合は、当院へご秋検診から相談ください。

 

 

 

 

 

 

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